今月号の文化庁月報(株式会社ぎょうせい発行)に「日本人と宗教性」というテーマで文化庁長官と東大大学院教授の対談が載ってたんですが、コラム「宗教とは」と関連のありそうな部分がありました。
「日本人は無宗教だと言うけれども、その生活習慣などを見れば、むしろ宗教性は深いように感じる」というようなことです。
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初詣に行ったりだとか、お盆の行事に参加したりだとか、家の中に神棚や仏壇があったり。
日本人はそれを「宗教」と言いたがらないけれど、「宗教的」と言ってもおかしくないほど宗教性がある。
「宗教性」が日常の中にうまく組み込まれているので、教祖が誰で、教会があって経典があって・・・というようないわゆる「特定の宗教」は必要ないと感じているのではないか。
その「日常の中の宗教性」のことを「宗教」と呼べればいいのだけど、「宗教=特定の宗教」という風な意味を持ってしまっているので、日本人は「宗教」という言葉とうまくいっていないように感じる。
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というような内容で、「宗教」という言葉を「特定の宗教」と「宗教性」という2つの意味から捉えていました。
文化庁長官は、対外的に使う際には「宗教=特定の宗教」、「宗教性≠宗教」という使い方で割り切っているようです。
東大教授は「宗教=宗教性」という意味で使いたいけれど、日本の現状では「宗教=特定の宗教」が一般的になってしまっている。「宗教=宗教性」という意味で使えればいいんだけど・・・、というスタンスで語っているようでした。
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だからどうだ、という私の意見があるわけではないですが(^^;
コラム「宗教とは」を連想したので、ご紹介しとこうかと思い書き込みしました。
では。
漫画かきですが、オリジナルで
ネーム切った当初自分を投影しまくりだった作品をテストにかけてみたのですが、5点でした。
いろんなのを入れても、最高で15点・・・。
二次創作は、オリキャラ入れることないから採点しようがないしな…。
創作漫画の採点は無理なんでしょうかね。
ちなみにハリポタは35点でした(笑
設問を見るとなんとなく感じると思いますが、一昔前に流行ったSF/ファンタジー物を想定して設問が書かれていますので、他のジャンルだと当てはめにくいかもしれません。
それから、点数は結構いい加減なのであまり信じないように。といっても5点は少ない方だと思います。
なお、私はハリポタはよく知らないので、それについてのコメントはしないでおきます。
SF/ファンタジー物…なんですけどね…。
未来世界から少年ロボットが!とか、私の学校が突然モンスターだらけの異世界に?!とか。(…ホラーか。)
一昔前の…というと、エルフとか緑色髪の毛とか天使とか悪魔とか、そういった系ですか。
でも逆にここの設定使うと、今時のアニメ向けのマンガができそうだ。
もしそうだとすれば、純粋に点が低かったのでしょう。
「一昔前の」と書いたのは、最近、学園モノが多くなって、SFやファンタジーが下火になりつつあるように見えるからです。
まあ、「あそこの設定をつなぎ合わせたようなヤツ」と言えば、あとはそこから想像されるとおりのものを想定していると思っていいでしょう。
コラム「宗教とは」に記述のあった
「絶対唯一のものはない」を信じている=仏教徒
って、定義も乱暴だなぁ。この定義だと仏教徒の方も迷惑ですよ(苦笑)
宗教の信徒かどうかを規定するのは、別にその教えを信じているかどうかが問題ではなくて、本人が○○教徒であることを信じているかどうかだと思いますけどね。
その部分に明確な線引き&本人への納得性を持たせるために
「洗礼」とか「入道」とかそれぞれの宗教の儀礼があるわけで。
ただ、「宗教とは」や「信仰とは」のコラムで本来言いたいことは非常に同意。
以上、野暮なツッコミでした
その通り、キリスト教の神と神道の神は違うものです。違うものなので本当は別の漢字を使わなければならなかったのですが、当時の日本人がそこまでよくわかってなくて同じ字を使ってしまったに過ぎません。
だから、神道の神とキリスト教の神を同じように扱うことはできません。今回のコラムのような、キリスト教でいう「神」の話は、神道の神の話とはまったくの別物として考える必要があります。
つまり、ここで神道が云々と言うこと自体が間違いなのです。あのコラムが神道の神のことも言っていると思うのが間違いなのです。
よく読めば、このコラムは一神教の立場から書かれていることもわかると思いますし、前半で出した神道の例は単に「違う概念だ」と言っているだけで、それ以上の何もいっていないことがわかるでしょう。
その上で、あなたがもし、「宗教も信仰もクソくらえ」と言うなら、もちろん止めはしません。しかし、それは非常にもったいないことだと思います。
まず、なぜあなたがそんなに宗教や信仰を嫌うのかをじっくり考えてみるといいと思います。
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