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No.654) Mary Sue フアユエ(Fri Mar 11 01:37:04 2005)
はじめまして。フアユエと申します。Mary Sueテスト受けてみました。
結果「61点」w
まずい、非常にまずい。自分ではさほどイタくないと思っていたことでさらにまずい。
悪あがきでもう一回してみました。
「もともとの世界自体神やら超能力やら氾濫してるし、オリジナルキャラが持ってる力がとりわけ超能力ってわけじゃないよな」とか、「とりあえずの設定で考えてたけど修正効くからこの展開はやめよう」とか、
そんな感じでチェックを減らす減らす。
再結果「31点」
再々結果「28点」
24点に届きません。
もう、これ以上無理です。
HPでの公開思いとどまった方がいいですかね?
No.656) ご自分で振り返っていかがですか? iwatam(Fri Mar 11 03:35:00 2005)
テストで20点以下くらいになるように、ばっさりと小説の内容を削ることを想像してみてください。それでもし小説の中身がなくなってしまうようでしたら、厳しい言い方ですがもともと小説に中身がなかったということです。
しかし、HPでの公開はあなたの自由です。それでも公開したいと思うのなら、公開したほうがよいと思います。
No.653) 反論です。 山吹次郎丸(Fri Mar 11 00:45:02 2005)
 お久しぶりです。Mary Sueテストに対し、一定の指標としての価値を認めつつ、反論させていただきます。以下、反論。
 書いた小説の中身がご都合主義大爆発であったとしても、それで自己中心的と言われたら困る。そういう作品を発表すれば読んで面白いと思ってもらえるだろうから書くのである。
 編集や仲間と打ち合わせして作り上げるパートナーシップな小説家もいるだろうが、それらの人は書く内容がどうであろうとも自己中心的とは言えないだろう。需要があるという読みがあり、承認を得られたから書いているのである。
 むろん、オリジナリティあふれる作品が高度な可読性を兼ね備えたとき、すばらしい作品になるのは事実である。おしみなく筆者に賛辞をおくるだろう。ぜひメジャーデビューしてください。
 だが、その上で言わせてもらえば、「小説を書くならオリジナリティがなければならない」ということになったら単なる暴論である。
 2番煎じ、3番煎じ、大いに結構。原作に迷惑をかけなければパクリでもなんでも構わない(日本で2次創作3次創作が黙認されているのは、そっちがきっかけで原作に興味を持つという還流が確立されているからであろう。アニメ化されると原作が売れる、というのと同じ原理である)。

 オリジナリティがない作品がなぜ悪いかといえば、それは「つまらないから」というだけである。目新しいものがなければ、たいていつまらなく感じるものだ。
 面白ければオリジナリティなどなくてよろしい。
 憤慨するなら、「なんでこんな似たり寄ったりの小説の山に需要がありつづけるんだ」と読者集団に対して憤慨していただきたい。

 金をとるならともかく、ネット上の作品はつまらなくても文句言われる筋合いはない。
 二次創作の場合は、好みに合わないジャンルを読まなくてすむように、設定からストーリーの方向性からカップリングまでちゃんと書かれているはずである。
 そこまで暴露されてる作品を読んで「痛い」と表するなら、そんなもんだと教えられていながら読んだあなたが痛いのだ。
 事前情報が少なく、読み終わってからつまらんものを読まされたと思うなら、早期に見抜けぬわが身を恨めば言いのである。
 つまらない作品ならば掲示板に反応がなくて作者さびしい思いをするのが正当な報酬である。
 わざわざ設定をあげつらって作者の人間性まで言及する必要はない。

 さらに言うなら、オリジナリティというのはオリジナリティを発揮するまさにその部分で発揮すれば充分である。
 このテストで満点を取ったとしても、それ以外の部分でブチ切れてそれを存分に発揮させればそれでよろしい。
 そこをわきまえず人物の設定やストーリーごときで何がなんでもオリジナリティをだそうと奇をてらう作品など、未熟さが見てて痛いだけである。
 王者なら王道を堂々と歩け。それでじゅぶん様になる。それができないならオリジナリティにこだわったところでろくな作品などできはしない。
 ついでに言えば、小説の中で自分だけが特別というのも事実であり当然である。
 小説はエッセイやドキュメンタリーではない。登場人物一人一人が個人として尊厳を認められるべき必然性などどこにもない。
 はっきり言ってしまえば、設定は言うに及ばず、主人公も脇役もストーリーも作家すらも、すべては部品、絵画の一部であり、主体などではない。
 読んでいる読者の中に喚起するものこそ小説にとって唯一の実体であり主体である。

No.658) こんにちは iwatam(Fri Mar 11 18:26:03 2005)
「一定の指標としての価値を認めつつ」とあるので、あえてこう言います。
その通りですね。
No.652) 痛い痛くないかかわりあらず パブロフ(Thu Mar 10 10:29:54 2005)
 どうも、パブロフと申します。
Mary Sueテストを、半ば笑いを堪え切れずも試させて頂きました。結果15点。いや、良かった良かった、何て思ったり。
 やはり、どう考えていようと、自分で創ったキャラクターを、自己投影と言われるのは抵抗がありますからね。

 本当に中々感じ入る事がありました。「うん、これは良くある設定だ」とか、思わず頷いてしまったり。
 ネット上のSSに当て嵌めたりもしてみましたが、やはりそこは他人が創った作品。作者様が何を考えてキャラクターを創ったのか解らないから、どうにも点数が微妙でして。

 しかしまぁ、私としては、オリキャラが自己投影であろうが、そうでなかろうが、面白ければ構わなかったりしますかな。
 なんだかなぁ、と思うような話が多いのは確かですが、まぁゲテモノの中にも美味はあると言う事で。

 言っている事が先程と矛盾しているような気もしますが、これが正直な感想ですね。

No.655) 「面白ければよい」からこそ iwatam(Fri Mar 11 03:25:21 2005)
「面白ければよい」からこそこういう話をしているわけです。
もし美味なゲテモノがあったら、そこから臭みやアクを抜いたらもっとおいしく食べられるわけです。
本当にその臭いところを面白く感じているのなら別ですが。
No.650) 小説、はやくもあきらめかけ…。 紅井林檎(Wed Mar 9 12:37:23 2005)
また来ました。
Mary Sueテストを受けて(54点w!)以来「ファンタジー」というジャンルに興味を持ち、トライしてみましたが…表題のとおりですw。
指輪物語くらいは読んだことあったので
「多分イケるだろう!」
と思ったのですが、なんと難しいことか…。
他の作家仲間に聞くと
「ファンタジーは難しい。」
「ファンタジーには手を出すな。」
等など後向きな発言が次々と飛び出してきます。
その理由はといいますと、
1.へぇ…魔法ってすごいじゃん。何でもできる!カッコイイ!
2.…でもそんな簡単に魔法一発で鍵のかかった扉破壊できたり、町がひとつ吹き飛ぶなんて…それってええのか?
3.っていうかそんな奴がごろごろいたら世界が滅ぶやん…。
4.そもそも普通に取り締まれよ…。銃刀と一緒やんけ…。
こんな三段論法で諦め入ってしまっています…。魔法でドッカンバッカンやって、
とてつもなく強い戦士が一騎当千よろしく敵陣に突っ込んでいく…。
そんな陳腐な想像しかできていなかった自分には、やはり敷居の高いジャンルだったのかと思い知らされます…。
また、自分のように「こだわり」を持たずSEで言うところの
「ユーザーの満足度の最大公約数」を刈り取るような作品しか書けないような人間には
「ファンタジー」という創造力をフルに高めて「こだわり」を持ち筆を走らせるジャンルというのは向いていないのかもしれません…。
今書いている作品は飽きてしまった以上は、最期まで書き上げる所存ですが…
「ファンタジー」ではなく「中世ヨーロッパ物に毛が生えた」程度のものになってしまうことは必死のようです…。
No.651) ファンタジーはもともとそういうものかも iwatam(Thu Mar 10 01:30:07 2005)
ファンタジーはもともと「中世ヨーロッパに毛が生えたもの」なので、それでいいのではないでしょうか。魔法使いはふつう剣士に倒される悪役扱いでしょう。面白いファンタジーでは、魔法の効果はあまり前面には出ないように思います。魔法の効果は相手が思い込むことによって出るもので、例えば「言うことをきかないとお前をカエルにしてしまうぞ」という脅しは、本当に魔法使いにそういう力がなくても、相手がもしかしたらそういう力があるんじゃないかと思うだけで効くんです。
結局、本物のファンタジーとは「魔法が実在した世界」じゃなくて「魔法が実在すると信じられていた世界」なのかなと思っています。
No.646) 参考になりました。 双首蒼竜(Tue Mar 8 02:13:02 2005)
どうも、はじめまして。双首蒼竜(そうしゅそうりゅう)と申します。
Mary Sueテストを受けさせて頂きました。
さて、自分も某サイトで二次創作を手がける身ですが、結果が9点ということになり、内心ホッとしています。
同時に、このテストにおいて、自分が普段不満に感じていることがたくさん載っていたことに共感を覚えました。
正直、ネット上の二次創作というのは、かなり自己中なものが多いです。
無論、誰もが人間ですし、自己中心的でないはずがありません。
しかし、創作をして人に読ませようと考えた場合、そこに極端な自己中要素が入るようでは、作家として失格です。
長ったらしい文章や読めない漢字だらけの文章、設定の説明に命をかけすぎる文章も自己満足ですが、自分の投影とも呼ぶべきキャラが中心となって世界が回ってくというのは、もはや読む価値もないものです。
作家は、なによりも全キャラに対して冷酷でなくてはいけないし、同時に愛情を持たねばなりません。
私は自分のキャラを殺す必要があれば容赦なく殺します。その逆も然りです。
キャラとはあくまで「明確なテーマを持ったストーリー」の中で動くものであり、ひどい言い方をすれば、テーマを表すためのファクターでしかない。
それを理解していない人間が「自前キャラが勝手に世界観を打ち崩すようなアホなストーリー」を考えてしまうのです。
そういう話を考えたくない!自分はもっと意味のあるものを書きたいんだ!という人にとって、このテストの存在は実に価値があると思います。

長文失礼しました。
自分も点数を上げるようなものを書かないように、日々精進しましょう。

No.648) 同感です iwatam(Wed Mar 9 03:25:57 2005)
おっしゃることは本当に同感です。
創作をされる人が皆そういう意識を持っていればどんなにいいことかと思うのですが。
これからも創作をがんばってください。
No.645) はじめまして リンチェ[HOME](Tue Mar 8 00:41:03 2005)
 はじめまして、リンチェと申します。Mary Sueテストを受けさせていただきました。
 私が書いているのは専らオリジナル小説であり、オリジナルキャラクターの登場するファンフィクションはほとんど読んだり書いたりしません。しかし、自分の痛さはどれくらいなのか知るために自分の小説のキャラクターを当てはめてみました。
 2つの小説についてテストをしてみたのですが、どちらも結果は20点前後でした。好きなファンタジーやSFばかりを書き、主人公を魅力的な人物として描いているのにもかかわらず、Mary Sue度はそれほど高くなかったので自信をもてました。とはいえ、自分の書いているものが拙い作品であるのも確かなのですが……。

 その他のコラムも拝見しました。納得できないものもありましたが、おたくの歴史や文系と理系の話などは興味深く、楽しんで読めました。
 これからも時々訪問させていただきます。それでは失礼しました。

No.649) いらっしゃいませ iwatam(Wed Mar 9 03:29:51 2005)
私のコラムを読んでいただけたようで、ありがとうございます。
最近忙しくてなかなか更新できないのですが、、忘れたころにまた来ると何か増えているかもしれません。
これからもよろしくお願いします。
No.644) 初挑戦でした ハルキ(Mon Mar 7 05:46:41 2005)
はじめまして、ハルキと申します。Mary Sueテストを受けさせて頂きました。
結果は46点と出たのですが、点数より、自分の創作のほとんどが超能力もの(またはファンタジー要素あり)というのがかなり問題だと気付きました。話は進めやすいのですが…
今後の参考とさせて頂きます。ありがとうございました。
No.647) 進めやすい話ほど要注意 iwatam(Wed Mar 9 03:22:32 2005)
テストが想定している対象がかなりSF・ファンタジー物にかたよっているので、点は高くなりがちなのかもしれません。
しかし、話が進めやすいということはそれだけ中身のない話を書きやすいということですので、良い話を書きたいと思うなら要注意ともいえるでしょう。
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