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LinuxでH8のフリー開発環境を!
章 4 ハードウェア


ここでは、ハードウェアの自作について説明します。


4.1 CPUボード

H8のプログラムを走らせるためには、もちろんH8 CPUのボードが必要です。今で は色々なメーカからボードが出ています。アマチュアの工作なら秋月のAKI-H8が 値段と流通量の面からベストでしょう。

しかし、プリント基板を自作することができ (http://www.asahi-net.or.jp/~kp9m-iwt/hardware/pcbmake/)、 フラットCPUのピンを上手くハンダ付けできる (http://www.asahi-net.or.jp/~kp9m-iwt/hardware/SMDSolder/) のなら、CPUだけ買ってきて自分でCPUボードを作ることをお勧めします。必要な 周辺回路も含めてコンパクトに作ることができますし、余分な回路も付いてきま せん。(何で秋月のキットって三端子レギュレータとRS-232Cの回路をわざわざ付 けるんでしょうかね。) ちなみに、回路図はh8board.pdfをご覧下さい。


4.2 フラッシュメモリ書き込みツール

前述のブートモードを使ってH8のフラッシュメモリに書き込みをするには、PCと 接続するためのアダプタが必要です。h8writer.pdfに回路例を載せました。が、これはかなりこだわりの回路 な上に自分でCPUだけ買ってきた人用なので、意味が分かる人だけ使ってくださ い。

念のため付け加えますが、書き込み回路が間違っているとCPUは簡単に壊れます。 私の回路図が間違っている可能性もありますので、あくまでも良く理解した上で 自己責任で書き込み回路は作って下さい。


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LinuxでH8のフリー開発環境を!
version 1.0, 24 Nov 1999
Muneyuki IWATA kp9m-iwt@asahi-net.or.jp