トンデモ理論好きのホーガンがまたトンデモ理論で殴り込みをかけてきました。ホーガンのテイスト(というより70年代SFのテイスト)が懐しい一品。
いまだにSF=宇宙船であるあたりが、いかにも古くていいのですよ。しかも、科学者が地球の危機を説くが誰も信じてくれない。いかにも王道ですな。主人公達はドロドロした人間関係は嫌いです的な典型的な科学者で、安心して見てられます。まあ、その分、どっかで見た感じはするのですが。
それにしても、解説でぐだぐだ書いてるあいつは何だ。まるで、ゼンジー北京のマジックの後に「これはタネもシカケもあるインチキじゃないか」と文句を言ってるようなもんだ。この本はお前のような人間に対する風刺になってるのがわからんのか。