タクラマカン

評価
4
ジャンル
SF
著者
ブルース・スターリング
出版社
ハヤカワ

サイバーパンクのいまや大御所、ブルース・スターリングの短編集です。

様々な仮想現実的テクノロジーの発達した近未来の、ちょっと暗めな事件の数々です。未来のテクノロジーというよりは、現在進行しつつあるIT革命によって変容しつつある、すぐ先の世界を描いた作品です。

「脳にジャックイン」というような魔法の技術がなくても、現在のIT革命は着々と世界のありようを変えているのです。