「もし第二次世界大戦に枢軸国が勝っていたら?」よくある話ではありますが、ディックなので、そこらの下らない小説とは格が違います。
随所に出てくる「易」がまた味を出してます。予言される未来は果たして真実か虚構か。ディックの中心テーマである本物と偽物の問題があちこちに出てきます。
限りなくSF色の薄い一冊です。派手さはないのでその点はご承知おきを。
「もし第二次世界大戦に枢軸国が勝っていたら?」よくある話ではありますが、ディックなので、そこらの下らない小説とは格が違います。
随所に出てくる「易」がまた味を出してます。予言される未来は果たして真実か虚構か。ディックの中心テーマである本物と偽物の問題があちこちに出てきます。
限りなくSF色の薄い一冊です。派手さはないのでその点はご承知おきを。