いろいろと引用される回数の多い兵法の超古典。論語なんかと違って学校でもあまりやらないので、ああこれも出典は孫子だったんだね、という発見も多いはず。戦争書なんて殺伐としたものは嫌だ、というのは勘違い。この書で言っているのは要するに「戦争なんてやめましょうね」という、ごく当たり前のことです。でも、当たり前のことだけどいろいろと得るものはあるはず。