少し前、ベストセラーとなった日本語についての本。文章の書き方とか作文技法といった本は数ありますが、その中からなんでこれがベストセラーになったんでしょうかね?私はよくわかりません。他の文章作法とは違って、難しい事を言っていない一般向の本だからかもしれません。「論文の書き方」とか「レポートの書き方」なんて一般の人には関係ありませんから。「文章の書き方」ではなく「文の書き方」がこの本のテーマです。この本がいいのは、書き方だけでなくその理由が書いてあることです。それがなかなか面白い。