輝く永遠への航海

l

「夜の大海の中で」から延々と続くシリーズ物の、堂々完結編。少なくとも「光の潮流」から続けて読まないと何のことかさっぱり分かりません。できればシリーズ最初から読みましょう。

「大いなる天上の河」あたりから段々訳わからなさが増大してきたこのシリーズは、完結編となる本書でもあまり解決されません。むしろ、この意味不明さに酔い、何度も読み返してじっくり意味を汲み取ることが必要でしょう。その意味では「すごさ」を感じるシリーズです。