本文の前にある地図を見ただけで、もうモトを取ったような気がする作品。こんなおバカな舞台を設定するなんて、さすがニーヴン。いつものことながら、地図を見ただけで大笑いできない人には向きません。あらすじをどう書いてもネタバレになってしまうので、内容は書きません。いつも通りのニーヴンの人間観です。今読むと、多少「古き良き」といった感じがしますが、良いのだから問題なし。バリバリのニーヴンファンでなくても、買っていいと思います。