ロールプレイのスタイル

辛口の視点が好評(?)のロールプレイヤー考察が内容を大幅改訂。

まとめ

以上、「ロールプレイ」という言葉でくくられてしまっているいくつかのスタイ ルについて長々と議論した。

残念ながら、スタイルの違う人が一緒にチームを組むと、スタイルの同じ人同士で 組むよりプレイが面白くない場合が多い。「うーん、今回はなぜかうまく行かなかっ たなぁ」という時の原因はほとんどこれである。本文でも書いたとおり「プレイヤー がどんなに頑張ってもうまく行かない組み合わせ」はあるのだ。

プレイヤーがへこんでいる時、とにかく楽しみたい場合は、事前にプレイヤーのス タイルを見分け、同じスタイルのプレイヤーとチームを組む事をお勧めする。プレ イヤーの力量の違いはスタイルの違いに比べれば影響は無いに等しい。プレイが うまいことで有名なプレイヤーと一緒でも、スタイルが違えば期待外れで終わって しまうだろう。

しかし、見方を変えれば、ロールプレイは実はいろんな遊び方ができるおいしい 遊びであると見ることもできる。違いさえはっきりと理解し、自分をそれに合わ せることができれば、どのようなセッションでもそれなりに楽しむことができる だろう。

要は「敵を知り己を知れば百戦危うからず」である。