恋人はいずこに...

ジャロッドさんという何の面識もない人に突然呼ばれた、これまた何の面識もないハンターズの面々。思いつめたような顔をしたジャロッドさんに何かただならぬものを感じたのですが...

希望

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(ドラゴンをやっつけた一行)
コアン: ...ふうーーー
ジャロッド: はあはあ
ブル: やっつけたぜ
コアン: ...無事か?
レオナ: ...ええ、なんとか。
ブル: ジャロッドの旦那、大丈夫か?
ジャロッド: 今のは..?
ブル: さあ...
コアン: モグラじゃねえな
レオナ: ドラゴン...でしょうか?
ブル: ドラゴン?そんな童話みたいなのが...でもそんな感じだったな、たしかに
ジャロッド: そんな
レオナ: 伝説の生き物だとばかり
コアン: 大昔の童話に出てくるようなモンがなんでこんなとこに...
ジャロッド: 想像を越えている
ブル: まあ、いたんだからしょうがねぇよな
ブル: それより恋人さんとやらを探さなきゃ
ジャロッド: は...はは。ジュリアーーーーーーーーーーーーー

(編注: この部分、コアンさんが落ちたことにより混乱しています。)

コアンはジュリアを探してゲートに飛び込む。
コアン: (独り言) ・・・あり?なんでぇ、船じゃねえかよ。。。
レオナ: やはり‥あのゲートでしょうか?
ジャロッド: …かも
コアン: (独り言)くそ、他の連中は...?
レオナ: ...いってみますか?
ジャロッド: ジュリを追ったのかも
ブル: 他に行けるところもなさそうだ
レオナ: ええ...
ジャロッド: いってみよう
レオナ: 分かりました
ジャロッド: どこへいくかわからないけど


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(一行はゲートをくぐる、すると...)
コアン: 奥へ繋がってるかと思いきやぁ、船とは、ね...
レオナ: あ..
ジャロッド: ?
ブル: ん?
コアン: お
レオナ: ここは。。。
ジャロッド: コアン
コアン: っと
レオナ: コアンさん
コアン: よう、無事だったか
ブル: コアンじゃねぇか
コアン: そちらも無事そうで...
ジャロッド: ここはパイオニア2?
コアン: ジュリアさんを探してうっかりゲートに入っちまったら...ここだった、ってわけさ
ジャロッド: 心配しましたよ
コアン: ああ、すまねぇ
ブル: みんなして帰っちまったぜ。どうすんだよ、ジャロッドの旦那?
レオナ: 結局...彼女はどこへ?
ジャロッド: でもひょっとして...
レオナ: ひょっとして?
コアン: ?
ジャロッド: 彼女も今のゲートを使ったのでは?
コアン: 可能性は、あるな
レオナ: そうですね...
コアン: 彼女と連絡はつけられないか
ジャロッド: あのドラゴンを見て逃げたのかもしれない
ブル: ほらみろ、今ごろ家で待ってんだよ
レオナ: となると、彼女はここにいる...?
ジャロッド: かも...
コアン: 確認してみてくれ
ジャロッド: ええ...わたしは居住区へ彼女を探しに戻ります。ありがとうございました
ブル: 帰っちまうのか?
ジャロッド: ええ、いったん調べてみます

ブル: メモにあった俺達の名前の謎はどうなるんだ?
ジャロッド: ああ、あれは.... 僕にはわかりますよ多分
コアン: ?
レオナ: ...?
ブル: なんだなんだ?
ジャロッド: いえ皆さんとご一緒して分かりました。
コアン: どういうこったか、さっぱりわからねぇが
ブル: ああ、わからねぇ
ジャロッド: きっと彼女はぼくに反対されて降りたのでしょう。でも一人ではなくハンターと一緒に。
コアン: メモの5人のうち、二人、か
ジャロッド: 皆さんの共通点はぼくにはないハンターとしての強さです。ぼくはドラゴンを見ておびえるだけでしたが皆さんは果敢に向かっていきました。
コアン: まあ、仕事だからな
ジャロッド: ぼくはあなたがたといて心強かった。
コアン: ...そりゃ...ありがとさん
レオナ: トラブルに対処してこそプロのハンターですし。
ジャロッド: きっと彼女も心強いチームといっしょだと思います
ジャロッド: ありがとう
コアン: 礼を言うのは、彼女の無事を確認してからだ。ほら、行ってきな!
ジャロッド: では皆さんと一緒したいですが
レオナ: 気になさらないでぼくも皆さんのように強くなりたいから
ブル: ちょっと待った! 俺は推測じゃねぇ、本当のことを知りたいんだ。そのためだけにわざわざついてきたんだぜ
ジャロッド: .....
コアン: まぁまぁ。彼女が無事だったら、あとから聞けばいいんだし
ブル: ああ、教えてくれよなぁ
コアン: 恋人の元に行かせてやれよ
ジャロッド: ええ連絡しますよ
ブル: 絶対、教えてくれよ!
ジャロッド: きっと
コアン: 報酬の件も、よろしくな?(ニッ
レオナ: まぁそれこそ後でいいですので、今は探しにいってあげてください
ジャロッド: ではきっと連絡するよ。ありがとう
ジャロッド: コアン... またな
ブル: ああ、早くいけよ
コアン: (肩をすくめて)仕事だからな。おう、行ってこい!


ブル: さあてと、じゃ、解散かな?
コアン: 短い間だったが、色々とありがとうよ
ブル: じゃ、俺は帰るぜ、あばよ
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コアン: ああ、またな
コアン: 帰るって...森に戻っていったなぁ....
コアン: おっと、レオナさん、今晩暇かい? (と追いかけていくのだった
レオナ: これから別の仕事が...
コアン: 俺も手伝おうか?
レオナ: (とやんわり遠慮するのであった)

(おしまい)