何でも屋2: ボーナスをもらおう!

次の部屋では、例の青いロボットと、ほぼ同型の黄色のロボットが襲ってきた。何体も出てきて波状攻撃をしかけてきた。

というと、アスタシアはまた腕時計を見つめた。

通路を走って通り抜け部屋に入ると、青いロボットがまたもや出現した。それれの腕が素早くうなって、アスタシアの頭に命中した。

アスタシアはぶつぶつつぶやいた。ひかりはそれに気がついてレスタをかけた。

アスタシアはうなずいた。そして、ストライクを上目づかいに見た。

ゼロはくすくす笑った。

アスタシアは笑いがまだ止まらないゼロに向かって言った。

ゼロはあわてて逃げ出し、人の後に隠れた。

しかし、アスタシアはふふっと笑うと、ゼロの方に向いて優しく言った。

と言ってからゼロはあわてて口をおさえた。

ゼロは急いで通路に出ようとしたが、後ろからアスタシアの無情な声が響いた。

ゼロはあきらめたようにぼそりと言った。

一番後にいたアスタシアは、通路までよく通る声で言った。

いつものように空飛ぶ円盤機械や二足歩行ロボットを相手にしながら、アスタシアはつぶやいた。

戦いも一段落ついて皆一息ついた。

と、その時、突然また例の巨大ミサイルポッドが現れた。

不意をつかれて苦戦したが、なんとか倒すことができた。

ゼロはその場でがっくりと膝をついた。

ひかりも後ろから声をかけた。

ゼロは鞄を開けて手を奥までつっこんだ。

ゼロはしばらくごそごそやっていたが、やがてパッケージがうす汚れたフルイドを取り出した。

ゼロはパッケージをしげしげと見つめた。

ゼロは鼻をつまんで一気にそれを口の中に入れた。

ゼロはごほっごほっと咳込みながらもそれを飲み込んだ。

その頃、ひかりはストライクの顔を不思議そうに見ていた。

ひかりの明るい声をきっかけに皆歩き始めた。

さっきまでいた大部屋の扉を意気揚々と開けると、そこはただの狭い部屋だった。

ひかりは大部屋に戻って別の扉も開けたが、同様にただの部屋だった。

一同は大部屋に集まった。

ゼロは自分で書いた地図とまわりを見比べた。その隙に、ひかりはもう一つの扉に向かった。

ひかりが扉を開けると、そこには大きな転送ゲートがあった。

がっくりした顔のゼロと、にこにこ顔のひかりが全く対照的であった。