何でも屋2: ボーナスをもらおう!

転送ゲートの先の第2層は、緑色の照明で、第1層とはどことなく雰囲気が違っていた。

ゼロは身体を震わせてた。

その時、一足早く部屋の出口に立っていたひかりが言った。

それを合図に全員一斉に部屋の中になだれ込んだ。

戦闘が終わった時、ゼロが部屋の隅から走って戻ってきた。

ゼロが差し出した手の中にはマテリアルがあった。

アスタシアはふふふと笑った。

ストライクはゼロが渡そうとするのを手で遮った。

ひかりはパワーマテリアルを口にした。

アスタシアが杖で扉を指し、皆ゆっくりと歩き出した。

ゼロは聞こえるか聞こえないかくらいの声でつぶやいた。

例の青いロボットがまた出現した。ゼロはスティングティップを手に果敢に向かっていったが、相手の一発をくらってしまった。ゼロが倒れている間に全員が力を合わせて無事それを倒した。

ゼロは笑って言った。

ゼロはにこやかな顔をしていた。

次の部屋は、部屋の真中に柵があって、向こうに行けないようになっていた。そして、部屋の片隅には柵のスイッチがあった。

ゼロは喜々としてスイッチを押すと、ピッという電子音がして柵が解除された。ストライクは柵の向こう側を見て言った。

アスタシアが言うと同時に、部屋に爆発音が響いた。

ひとしきり爆発音が続いた後、部屋はまた静かになった。

ゼロも部屋の隅のスイッチのある場所から出てきた。

ゼロはまたストライクを見上げた。

一行が入った部屋は確かに広かった。そして、そこには数多くの機械があった。

そして、一同を驚愕させたのは、巨大な自走ミサイルランチャーだった。野戦で見ることはあっても、普通は部屋の中にあったりはしない。そして、人間を標的にすることもない。

アスタシアは他の3人を見回して言った。

ゼロはきらきらと目を輝かせていた。戦闘では決して見せない表情だ。

ゼロは不満げに言った。

その時、アスタシアが杖の尻で地面を大きくドンと叩いた。皆の視線が集まった。

ストライクはあきれたようにそっぽを向いた。

ストライクはぼそっと言った。

そう言ってアスタシアは何げなく腕時計を見て、そして慌てて言った。