何でも屋2: ボーナスをもらおう!

暴走機械を止めるには、結局壊すしかなかった。固い金属で覆われた機械を攻撃するのは、森の生物を相手にするのとは少し訳が違う。しかし、とにかく優秀なハンターである彼らには、それらを動作不能にするのにはそんなに困らなかった。

あたりの機械が全部停止したのを見届けて、アスタシアは言った。

アスタシアがうなずいた。全員の視線がひかりに集中し、ひかりは話を続けた。

アスタシアはひかりから視線をそらしてつぶやいた。

ひかりは首をかしげた。

アスタシアはぼそりとこう言って、慌てて付け加えた。

ひかりはえへへと照れ笑いをした。

少しの間沈黙が続いた。アスタシアは自分の腕時計を見て言った。

次の部屋は真っ暗だった。暗闇に目が慣れるまでしばらくかかったが、慣れてからも目の前の敵しか見えない。

ゼロの悲痛な叫びが聞こえた。と、ほとんど同時に、部屋の照明がついた。

明かりさえつけばこっちのものだ。じきに制圧を終わった四人は、部屋の中央に集まった。

ひかりはニヤニヤ笑っていた。

ストライクはぼそっと言った。

ストライクは横を向いた。

アスタシアも笑っていた。

ゼロはため息をついた。笑っていないのは彼だけだった。

ひかりは、ゼロの持っているスティングティップをまだ納得いかなそうに眺めていた。

アスタシアは笑いながら言った。

ゼロは笑った。

ゼロはにやりと笑って、小声で言った。

部屋の出口は2つあった。一行は誰が決めたわけでもなくそのうちの一つから廊下へ出ようとしていた。

アスタシアがゼロを見ると、ゼロは目を大きく見開いた。

ゼロは戸惑いながらも、ポケットから手書きの地図を出した。

四人は部屋を抜けると、長い廊下を歩いていった。

ゼロは乾いた笑いを発した。アスタシアも笑っている。

ゼロは少し言葉に詰まりながら言った。

ゼロは恐くないとは言ったものの、足がかすかに震えていた。ひかりはゼロの足を指差して真面目な顔で言った。

ゼロはそう言ったストライクをきっとにらんだ。

ひかりは明るい声で言った。