ガイドブックで大儲け

ラグオルっていいところだよ!さあ、森にでかけよう!そんな観光ガイドブックを今のうちに作っちゃおうという、なんとも気の早いガート君。さあ、依頼の方はどうなるでしょうか?

森の名所はここだ

ガート: なんかこう、いいとこないかなー
ガート君、これが口ぐせになってしまっています。あい変わらずカメラを手にうろうろ。
アイラ: さっきの高台から滝が見えたわね、そういえば
ミウ: 滝かぁ、それはいいかも
ガート: 期待が持てるね
さあ、きれいな風景のためなら、妙な袋から飛び出る虫もなんのその!
ミウ: モスマント、いいね
ガート: いいかぁ?
ミウ: なわけないか
ザック: ラッピーはともかく
アイラ: あたし、虫は嫌いだわ! この、この! (踏み踏み)
アイラさん、あーあー、そこまでしなくても……。

やがて、一行は森を流れる小川に出会いました。
ガート: あ、きれいな川だなぁ
ミウ: 川もいいねー
アイラ: 洗い流してきましょ
ミウ: 白い服って汚れが目立つんだよねー
アイラさんは川に入っていきました。ひとりでばしゃばしゃやってます。白い服が微妙に透けて……あ、やめときますね、これ以上は。
ザック: しらじらしい……演技だな、きっと
アイラ: ザックちゃん、何か言ったかしら?
ザック: いえいえ、ひとりごとー
ガート: うん、いい絵も撮れた
ミウ: 川で汚れを落とす美女、決まったね!
ザック: 洗濯する現地人では……
いつも一言多いザック君、またまたぼそっと一言。
ミウ: しーらないっと
アイラ: ザックちゃん?(にっこり)
ザック君、アイラさんににらまれて、ガート君の陰に隠れます。
ガート: おい、たまには調子を合わせるのも大事だよ
ザック: そ、そだね
ガート: 女の子は誉めてさえいれば機嫌いいんだから
アイラ: ‥なにか、おっしゃって?
おやおや、ガート君までにらまれてしまいました。隠れるところなし!
ガート: さぁーて、行こう、行こう
アイラ: 見殺しにしてやろうかしら……(ぼそ)

さて、小川の次は滝。ラグオルの自然は見どころ一杯です。
ガート: あっ、ここからの滝の眺めが一番いいかな
いいカメラアングルを探してうろうろするガート君。
ミウ: ここってホントに綺麗な星だよねー。早く住みたいな
ザック: そうだな
アイラ: ブーマと同居はちょっといやだけど
ザック: 昔は地球もこうだったのかな?
ミウ: かもね
アイラ: ここは、パイオニア1が、人間が住み易いように改造したものだわ。自然というのとは違うかもしれないわね
ザック: へー詳しいねー
アイラ: 聞きかじりよ。そんなに詳しくはないわよ
ザック: あれ?じいの言ってたのと同じかな?ま、いいか
ガート: じい?
ザック: なんでもないよ。やべやべ、口滑らしちゃった
ザック君、どうしました?あわてて? 急いで話を変えてしまいました。
ザック: ガートさん、奥へ行く?
アイラ: カメラマンさん、あちらは危険みたいよ?
ガート: ああ、もちろん、危険は承知だ。でも守るのはみんなの役目だよ
ミウ: はーい、わかってますって
ザック: しょうがない。がんばろう、みんな
アイラ: お金のために!
ザック: 突撃ー!
ザック君の言いかけたの、何だったのかなー。とっても気になります。