試験終わって...
苦闘の末、生徒二人はメルローズちゃんをとうとうやっつけます。
ヴァリシス: おめでとうございますぅー
ファーン: やり
雪丸: や、やったぁ
エルフィナ: うーん、残念ですわぁ
雪丸: やったよー (だきつき
ファーン: ...... あ、あの..
雪丸: これでかえれるー
ファーン: .....
雪丸: ?
ファーン: あ、あ、あの、そろそろはなして
雪丸: あっ!ご、ごめん
ファーン: ....
雪丸: ....
二人はなんだかいいムードに...
エルフィナ: これからの授業、もっと風紀を正していかないといけませんわねぇ
雪丸: は、はぁ
ファーン: バカ雪、あんたが抱きつくから
雪丸: ごめんよぉ(汗) でも、うれしくて...
ファーン: そ、そりゃ、わたしもうれしかったけど...
エルフィナ: 次の試験もわたくしがやらないといけませんわねぇ
ファーン: つ、つぎい?
エルフィナ: 一箇月に一回ありますわぁ。覚悟してくださいね
ファーン: そ、そんなぁー。うーー、学校やめたい
雪丸: 僕も...
ヴァリシス: さてさて、学校に戻るですよー
さて、教室に戻ってきた一行。いよいよ結果発表です。
エルフィナ: さぁて、みなさんー
雪丸: 生きて帰れた
エルフィナ: 今回の試験は一応合格となりましたわぁ
ファーン: やった
雪丸: やっ (だきつこうとしてやめ)
雪丸: やったぁ
エルフィナ: 次回は先生の作品ももっと強いのを用意するのでこううまくいくとはかぎりませんわよぉ
雪丸: えぇー?
ファーン: 先生!
エルフィナ: はあい?
ファーン: わたしたち以外にも生徒はいっぱいいますよ。そっちでやったほうがいいんじゃないですか?
雪丸: そ、そうそう
エルフィナ: うふふ、先生あなたたちのこと気にいっちゃったの。育てがいがあって...うふふ
雪丸: 。。。。は、はは。。。
ファーン: わたしたちは気にいらないわよ
雪丸: ファーンー(汗
そして、実は、話はまだ続くんです...
ヴァリシス: さあて、皆さん、実はもう一つ試験が...
ヴァリシス: エルフィナ先生! 失格です...
エルフィナ: ?
ヴァリシス: 今回の試験の内容、教育委員会の方にもいってますです。よく反省するように、とのことです...
ヴァリシス: 来年度の昇給は無し、だそうです
エルフィナ: 仕方ありませんわねぇ、また会長を脅し..じゃなかった、説得しなければいけませんねぇ
ファーン: なんてことを..
雪丸: うああ...
ヴァリシス: ハメを外さずにまともに教育しなさい、との教育委員会からのお達しです
ヴァリシス: あ、これ教育長ですからね。あたしじゃないですから..
先生からの危険な視線を感じすかさずフォロー。
エルフィナ: 仕方ないですわぁ...
ヴァリシス: さあ、先生、教育委員会に行きましょう
ファーン: わたしたちはこれから楽しくデートなので
雪丸: ! い、いつのまに。。。。
ヴァリシス: ふふふ、楽しんでくださいね。あたしはエルフィナ先生を委員会へ...
ヴァリシス: ほら、いくですよ! はやく!
ヴァリシスに連れられてエルフィナ先生が退場。後には生徒二人が残されます。
ファーン: ふぅ、やっと先生から離れられた。。
雪丸: デ、デートって。。。?
お二人さん、放課後、楽しんでくださいね。
(おしまい)