議論のしかた

ネットで議論をするにはルールがあります。いえ、ネット以外で議論する場合も同じですが。

はじめに

ネットの掲示板では「議論は悪いものだ」という風潮があります。多くの掲示板の注意書きでは「議論禁止」と書いてありますし、何がしかの議論が始まると「板が荒れた」と称してなんとかやめさせようとします。しかしよく考えてほしいのです。議論ってそんなに悪いものなのでしょうか?

議論が嫌がられるのは議論そのものが悪いからではありません。議論のやり方が悪いのです。多くの日本人は正しい議論のやり方を学んでいません。だから議論がすぐ良くない方向に行ってしまうのです。

世の中には良い議論と悪い議論があります。良い議論は参加者全員にとって有益なものです。それに対して悪い議論はお互いにしこりを残すだけでなく、見ている人も時には関係ない周囲の人までも巻き込むことになります。良い議論をしましょう。そしてそのためにはルールがあるのです。

本文書の対象

この文書を一番読んで欲しいのは、ネットの掲示板ですぐ「議論」を始める人です。その人達の多くは実際のところ議論になんかなっていません。それは議論のルールを守っていないからです。

「議論は良くない」と思っている人にもこの文書は読んでもらいたいと思います。議論は本当は良いものなのです。世の中のほとんどの議論が良くないものだからといって、議論そのものを否定しないで下さい。本当のところ、そうしたものは議論ではないのです。

もしネット上で困った「議論もどき」が始まったら、ぜひこのルールを教えてあげて下さい。ルールを守れない人は議論に参加する資格はありません。しかしルールを守って正しく議論する分には許してあげて下さい。

本文書の読み方

難しい事が苦手で、書いてある事を大ざっぱに把握したいという方は、3章から5章までと7章は飛ばして読んで下さい。3,4,5,7章はそれぞれ独立していますから必要に応じて読んで下さい。