デスマーチに陥らないようにする、あるいは抜け出すために、次のことに気を つけましょう。
デスマーチを避けるようにしましょう。デスマーチを仕方のないものとして受 け入れてはいけません。
長時間仕事をするのは無能な人間である証拠です。上司や同僚に付き合って、 しなくてもよい残業をするのはやめましょう。
頑張ることより、いかにサボるかを考えましょう。頑張ることはバカでもでき ますが、考えることはバカにはできません。
価値観は人と違っていてもいいのです。同じ価値観の人間で構成されているの は宗教団体くらいのものです。
完璧なソフトウェアは存在しません。完璧なソフトウェアを作ることは不可能 です。
ソフトウェアはいくらでも完璧に近づけることができます。しかし、「完璧に 近づく」と「完璧になる」は同じではありません。
ソフトウェアの価値は、それがどれだけ役に立つかで決まります。バグだらけ でも便利なソフトの方が、バグがなくて使えないソフトより価値があります。
ソフトウェアの価値は、それがすばやく提供されるほど高くなります。
行きあたりばったりを避け、行動する前にまず考えるようにしましょう。
考えのない行動よりは、考えるだけで行動しないことを尊びましょう。前者は マイナスの結果をもたらしますが、後者の結果はゼロです。
もちろん、行動を起こさないよりは起こした方がいいに決まっています。
議論を重要視しましょう。「こんな所で話し合うより行動を起こした方がよい」 とは言わないようにしましょう。
行動を起こす前に、その行動の目的を定めましょう。走り出す前に、まず走る 方向を決めましょう。
ゴールを決めましょう。「夕日に向かってダッシュだ!」ではなく、ゴールが わかるように白い線を引きましょう。
ゴールに到達したら走るのをやめましょう。
何を作るのかを決めてから作り始めましょう。何を作ったらいいかもわからな いのに何かを作ろうとしないでください。
何かを全部わかったつもりになっているのは、あまりわかっていない証拠です。
実際に動いているものを見ないとわからないというのは、想像力が欠如してい る証拠です。
後になってからわかることもあります。しかしその多くは初めから考えていれ ばわかったはずのものです。
仕様が本当に途中で変わることはほとんどありません。仕様は変わったのでは なく間違っていたのです。
いくら考えてもまったく進展がないのは、実は考えていない証拠です。下手の 考え休むに似たり。
時間は問題を解決しません。考えなければ結論は出ません。
考えるだけでは答えは出ません。正しい方法で考えないといけません。
理由なく直観だけで結論を導かないようにしましょう。正しい前提から正しい 方法で導いた結論は、間違っていることはありません。
試行錯誤で正しい答えは出せます。しかしそれは一番効率の悪いやり方です。
間違いは素直に認めましょう。
間違いを認めた人を責めるのはやめましょう。そんな事をしても何の得にもな りません。
間違いはあってほしくはないものですが、あってはならないものではありませ ん。
費用対効果を考えましょう。たとえそれが良いことであっても多大なコストが かかることならやらない方がいい事もあります。
ルールは目的を達成するためにあるものです。ルールそのものが目的になって しまってはいけません。
悪いルールを守ってはいけません。
ルールが破られるのは、それが悪いルールである証拠です。もちろん、そのルー ルの意味が十分理解されているという前提での話ですが。
不可能なことはどれだけ頑張っても不可能です。
不可能を可能にするには、それなりの理由が必要です。
何よりもまずプロジェクトの成功を考えましょう。行動に対する価値評価は、 それがプロジェクトの成功につながるかどうかで決めるべきです。
無能を悪意にとるのはやめましょう。仕事をやらないのではなく、仕事ができ ないのです。
無能な人に仕事を押し付けるのは無責任です。いくら強制しようと、できない 人にはできないのです。
毎日決められた時間に帰るようにしましょう。それで仕事が終わらなければ、 仕事を割り振った人が悪いのです。
毎日決められた時間は仕事をするようにしましょう。仕事がなかったら他の人 のをもらいましょう。
「今日は無礼講だ」と言わないで、毎日を無礼講にしましょう。
相手がどう思っているかわからない時は、聞いてみるのが一番です。
自分にできないことはできないと認めましょう。