華氏451度

評価
3
ジャンル
小説
著者
レイ・ブラッドベリ
出版社
ハヤカワ

本が好きで、趣味に堂々と「読書」と書ける人なら、この本も気に入るんじゃないかな。タイトルは有名だけど、間違った意味で引用されるせいで、読んでない人にはきっと内容を勘違いされているだろう一冊。

文体や雰囲気を楽しむ小説だから、驚きのアイデアとか息つまる展開なんてのはあまりありません。休日の夕暮れ時にのんびり読むのが似合う小説です。

ところで、マイケル・ムーアって、多分これ読んでないよな。読んでてあの作品にあの名前をつけてるんだとしたら、よっぽどのバカか恥知らずだ。