ゲイトウェイ3

評価
3
ジャンル
SF
著者
フレデリック・ポール
出版社
ハヤカワ

ゲイトウェイシリーズも三作目になって、いよいよ核心に迫ってきました。1が起で2が承だとすると、3は転といったところでしょうか。2が終始明るかったのに比べて3ではまた1の語り口が戻ってきました。これは2に首を傾げた人には朗報です。

あっと言わせる(であろう)ラストが今では陳腐になってしまっているので少し残念です。これは作者が悪いのではなく今ごろ再読した私が悪いのですが。