1984年

評価
4
ジャンル
小説
著者
ジョージ・オーウェル
出版社
ハヤカワ

これは知ったかぶりが読みもしないのに引用する小説のNo.1だろう。しかし読んでみるとわかるが、これは奥が深い小説である。ただのディストピア小説ではない。読んでないのに「『1984年』の世界を現実にする気か!」と叫んだ事のある人は、よく反省してまず読むこと。

「国」「体制」とは何だろう。あるいは「思想」とは何だろう。これらは敵か味方かだけで区別できるほど単純じゃない。そして最も大事なことは、それらをつくり維持しているのは他の誰でもない、我々だということだ。