ハンター試験のウラのウラ

今日は年に一度のハンター昇級試験。成績が良ければ上級ライセンス、悪いとライセンス剥奪もあるというこの試験、まあ通ればいいやという軽い気持ちで望んだ一行でしたが...

あれ?まだコンテナが?

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リコリス: すみません、カバーが遅れました
ルテニア: いきなりあの数ですから間に合わないのも無理ありません。
エリサ: えや、そんなことないよ
ルテニア: 気になさらずに

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アスタシア: で、なにか反応はない?
リコリス: ..無..いえ、ちょっと待ってください
リコリス: 正面から微弱ながら反応が認められます
アスタシア: 正面?って、ドーム?
エリサ: あのドームのこと?
ルテニア: こっちには何もないですよ
リコリス: はい、この..壁の上からですが
ルテニア: 上・・・にはここからでは無理ですね
アスタシア: あぁ...やっぱりあるのね... こんなことだろうと思ったわ
リコリス: ...でも、待ってください。ドームのこのエリアは試験区域外ですよ!?
アスタシア: え!? でも、なにか反応があるんなら、いってみるしかいんじゃない?
リコリス: ドーム構造物の際までが試験エリアのはずです
ルテニア: そうです「森」とだけ言われただけですから
リコリス: しかし、反応は...
ルテニア: あのドームもエリア内である以上、行ってみる価値はあるとおもいます
リコリス: 申し訳ありません、皆様に判断を委ねます
エリサ: まっ、これだけの事をやらかす親父だし、いってみるに一票
リコリス: どうしましょう。発信源を確かめに
ルテニア: 相手が相手だけに..なにをやってくるか..
リコリス: ええ、確かめてみずには..なんというか
アスタシア: そうそう、どっちにしろなにかあるのは確かですからね
リコリス: 「おさまり」が..妙な話ですが..


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ルテニア: ここで一周ですね
アスタシア: ええ
エリサ: うん、やっぱりあの転送機が気になる
ルテニア: ではさっきの転送機、ですね
アスタシア: あとどこにいってなかったかしら?
リコリス: ええ、あと奥の窪地と、転送機ですか


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ルテニア: ここもいってませんでしたよね
アスタシア: まずここからね
エリサ: あ、そっか
リコリス: ええ、気をつけて...


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ルテニア: わあ
リコリス: しまった!
エリサ: だいじょうぶ!
ルテニア: ありがとうございます。言葉もございません
エリサ: なかま、でしょ!
アスタシア: さっきの、かなり危なかったわね、みんなで囲まれてたら..
ルテニア: はい、感謝感謝です
リコリス: ええ、独りでしたら..今ごろは
エリサ: ふぅ
リコリス: しかし、スイッチにも敵だなんて..
アスタシア: ま、何事もなくてよかったわ
エリサ: 無事だったんだし、気にしない、気にしない

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ルテニア: (他のスイッチを指さして)では、アレも注意したほうがいいかもしれません
アスタシア: そうねぇ
アスタシア: じゃわたしが
アスタシア: えい
アスタシア: 大丈夫だったみたい
リコリス: ...(ため息
ルテニア: 「大丈夫」というトラップですか・・・手がこんでますね
リコリス: 危ないことはなさらないでください
エリサ: ・・・禿親父め
アスタシア: もう、心臓に悪いわ
リコリス: そういう場合は、代わりに私が参りますので


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エリサ: ここでもないかー
リコリス: 確かに、この上です!
ルテニア: ここから上に行けそうもありませんね
アスタシア: じゃ、いよいよさっきの転送ゲートね