プリント基板を作ろう

サンハヤトの感光基板を使うコツを紹介します。

穴開け

ボール盤で穴を開けます. 私は秋月で買った0.6mmのタンガロイのドリルを使っ ています. 当たり前のことですが, 回転数はなるべく速くしましょう. それか ら, 普通のドリルではガラエポだと少しなまるような気がします. やはりタン ガロイは違いますね.

普通の部品(チップでない抵抗やDIP ICなど)の足はたいてい0.6mmの穴に入り ます. 穴が大きいとランドを大きくしなくてはならないので, 穴は小さい方が よいです. 0.6mmは妥当なところでしょう.

穴を開けるとき, ドリルホールのパターンが重宝するでしょう. ドリルホール があるおかげで, 苦労しなくてもランドの真中に穴が開けられます. ドリルホー ルが大きすぎると, ここで穴の中心が定まりにくくなります.

慣れれば, 1穴6-10秒で開けられます. ただ, DIPのICがたくさん並んでいる基 板などはやはり大変です. 最初も言ったように表面実装用部品にしましょう.

ソルダーレジストを付けていなければ, バリを取る簡単な方法があります. ス チールたわしでごしごしこすればいいのです. ソルダーレジストを付けている 場合はちょっとためらわれますが.