ゲームマスタリングの方法

TRPGのゲームマスタリングをする上でよく問題になる項目を検討します。

さいごに

TRPGでゲームマスターをやる上で問題になるような事とその解決方法をいろいろ述べてきました。これがゲームマスターをやる人のお役に立てれば幸いです。もし「こんな場合どうしたらいいと思います?」という質問や意見がありましたらどしどしお寄せ下さい。

この文書であえて書かなかった事が一つあります。それは「シナリオの作り方」です。これに対する私の意見は何度も書いたように「既成のものを買ってきましょう」ということです。シナリオは自分で作らなければいけないものではありません。

「ゲームマスターをする」という行為を例えば「ボードゲームを遊ぶ」という行為に例えると、「シナリオを作る」という行為は「自作のボードゲームを作る」という行為にあたります。「ゲームを作る」という行為は「ゲームを遊ぶ」というのとは別種の楽しみですし、ただゲームを遊びたい人に「ゲームを作れ」と強制するのは間違っていると思います。そしてゲームデザインをするにはTRPGに限らず色々なジャンルのゲームの経験が必要になります。そういう経験のない人がゲームデザインをするとどうしようもなくつまらないクソゲーが出来上がります。そういうクソゲーをプレイして「やっぱりTRPGはつまらない」という印象を持ってもらいたくないのです。

何回かTRPGをプレイヤーとして参加してみて面白いと感じたなら、ぜひゲームマスターもやってみて下さい。決して難しい作業ではありませんし別の楽しみが見つかることと思います。